鬼太郎感想 22話「暴走!最恐妖怪牛鬼」
こんにちは、はりめっこです。
今週は牛鬼回!
先週の予告編からすでにしんどい予感はしてましたが、やっぱりしんどかったですね~!日曜朝からエモさで吐きそう!!
というわけで感想です。
旅行先で牛鬼伝説を信じる少年・恭輔くんに出会ったねこ娘&まなちゃん。
3人が仲良くなっているころ、牛鬼はテレビ番組の撮影で封印を解かれてしまいます。
そして暴れる牛鬼を倒した鬼太郎自身が牛鬼の姿になってしまい…というストーリー。
まず、商店街の福引で当たった旅行の定員が3人だから…という理由でまなちゃん&鬼太郎を誘ったねこ娘がかわいい。
仲良しのまなちゃん誘いたい・・・鬼太郎も誘いたい・・・っていうか鬼太郎だけ誘うのは恥ずかしいし・・・3人なら自然に旅行できる・・・みたいな感じ?定員が本当に3人だったかも怪しいもんですよ。私は定員2名のところをねこ娘が自腹で一人追加した説を推します。
前半パートの鬼太郎アクションも最高にかっこよかったですね。久々の戦闘シーン。やはり6期はアクションがキレッキレだなあ。
牛鬼にやられそうなねこ娘「鬼太郎・・・」
鬼太郎「今行くっ!」
カミノケバリ!リモコン下駄!
鬼太郎「おそくなってすまない」
ねこ娘「ううん!」
ここ最高じゃなかったです?最高でしたよね?(同意を求める)
鬼太郎さん、いつもねこ娘を助けたときに「遅いよ…」って言われるの素直に反省してたんですかね?「遅かったかー、悪いことしたなあ」みたいな。それで今回も「あっ遅かったかも」と思って先に「おそくなってすまない」とか言ったのかな。かわいすぎん??
「今行くっ!」の声もちょっと低くて荒々しくて男の子っぽくて良いんですよー。
助けてもらったねこ娘がキラキラした瞳で「鬼太郎・・・」て見つめるシーンがありますが、ここは本当に恋する乙女という作画で、6期の本気がうかがえます。
いや、でもねこ娘が鬼太郎に惚れるのは納得だよ。ピンチの時に颯爽とかけつけて、自分の前に立って背中にかばってくれるんですよ。そして圧倒的な強さで敵を倒してくれる。これは惚れるわ…
ねこ娘が鬼太郎を好きな理由、ってのは他にもいろいろ思うところがあるので、また改めて考察文でも書こうかなーと思っています。(需要あるのか?)
さてさて牛鬼になった鬼太郎をどうにかせにゃならん、ということで牛鬼回恒例カルラ様へ頼みに行く島民たち。
余談ですが、わたくしは妖怪や魔物といった類の者が神仏に対して「様」付けして敬意を表すのが大好きです。5期鬼太郎の「お地蔵様」とか。
カルラ様のいる祠にまで牛鬼が迫ってきそうになり、囮役になるねこ娘。
ねこ娘の猫っぽい俊敏な動き、猫っぽい感情豊かな耳の動きも見どころでしたね。
ねこ娘が牛鬼に対してずっと「鬼太郎」と呼びかけているのも泣かせるわ・・・
カルラ様の笛の音に操られた牛鬼が火口に身を投げ、鬼太郎も死んだか…と思わせてひょっこり助かってるのもお約束ですが、やっぱり嬉しい。鬼太郎に抱き着くねこ娘も本当にかわいい。よかったね、ねこ娘。
今回は完全にねこ娘大活躍回なんですが、やはり人間の業というか、妖怪によって浮き彫りになる人間像にも注目したい。
牛鬼の存在を信じる恭輔くん、鬼太郎が牛鬼を倒したとき「牛鬼を倒したものは牛鬼になるんだ…」と言いながら優しくしてくれたおねえちゃん(ねこ・まな)とだけ逃げようとしたのが印象的。牛鬼を倒した鬼太郎をすでに『恐ろしいもの』とみなしているのがリアルでいいですね。
そして番組プロデューサー。自分をかばってくれたねこ娘を放って逃げたり、でも牛鬼を復活させたことについて自分から謝ったり、いろいろな面が見られました。人間の奥行を感じさせるキャラ。
避難した人々も「あたしは観光客なのに!」と憤る人がいたり、「子どもたけでも助けて!」と懇願する親がいたり、よそ者をののしる島民がいたり、一枚岩ではない。それぞれの人生がちゃんと見えるあたり、6期の脚本は奥が深い。
余談ですが(2回目)、わたくしは親が「子どもだけでも助けて」とか「子どものぶんだけでも食料をください」とか言うシーンが大好きです。
はあ~、今回はねこ娘の鬼太郎への想いが溢れすぎてて、しんどい回でした(褒めてる)。
鬼太郎もシュンとしちゃって「この罪滅ぼしは必ずするよ」って、『仲間に対して素直な鬼太郎』の一面が見られてよかった。
罪滅ぼしとして結婚してあげなさいよ、もう。
はりめっこ